山梨県山梨市上岩下609-1
さくらんぼの花が咲いてから実が赤くなるまでの様子です。
さくらんぼの実はご存知と思いますが、そこまでの成長をご紹介したいと思います。
約45日~55日間の成長日記です。
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さくらんぼの花です、平年4月13日前後に咲き出します。 花が咲き始めて3日までが受粉効果が高いといわれています。開花期間内に違う種類(S遺伝子)の花粉を雌しべに付着させる為に毛羽たき、みつばちによる受粉作業を行います。さくらんぼにとってこれが実を成らす一番重要な作業です。 |
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受粉の様子です、花が咲いている間は毎日この様に上の枝から下の枝まで毛羽たきでこまめに受粉作業をします。(「肩がこりこりです」と妻が言っています) |
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受粉作業により実が付いた様子です。 雌しべに花粉付着から3,4日経過したところですが、これから生理落下(実が落ちること)がおこり淘汰されてきます。 |
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日を追うごとに実が大きくなってきます、実の周りの花カスが無くなっているのが成長し続けている実で、あとの実は生理落下により落ちてしまいます。 |
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だんだんと緑色が薄くなりクリーム色に近くなってきます、この頃になると生理落下は収まりますが、玉割れが起こりやすくなります。 |
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黄色身がかってきました、この状態になると実が柔らかくなって着色時期が近づいてきます。 |
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いよいよ赤みが出てきました、明るいところから赤くなってきます、まだ食べても美味しくありません。 |
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真赤になりました、この様になると糖度も上がり美味しく食べれます。花の満開から香夏錦で45日、高砂で約50日、佐藤錦で55日でこの様になります。 |